グローバル人材になるには、留学/海外駐在が必要だと思っていませんか?
オンラインなら、日本で働きながら海外MBAが取得できます。
意欲的に学び続ける人材が高く評価される時代です。
オンラインで海外MBA取得後、年収もキャリアも別次元にアップした筆者が、「働きながらMBA」の魅力を詳しくご説明します。

1. 「働きながら海外MBA」って?
・社内限定スキルしかなくて大丈夫ですか?
ビジネスは「学びの連続」だと誰もが認識している時代。
会社から言われた仕事を受け身でこなし、社内でしか通用しないスキルを積み上げているだけで大丈夫ですか??
仕事をしつつ英語で学び、海外MBAホルダーとなる。もちろん簡単なことではありません。
でももし実現できれば、高い意欲・学習能力・行動力を持つ自律的な高度人材として、新しいキャリアの扉が開きます。
・豊富にある海外オンラインMBA
「働きながら海外MBA」というのは、海外のオンラインコースでMBAを取得するということです。
仕事・プライベート・勉強のバランスを上手くとりながら、日本にいたままグローバルビジネスを学ぶのです。
海外では日本と比較にはならないほどオンライン教育が進んでおり、バラエティに富んだ多くのオンラインMBAがあります。
・ 「働きながら海外MBA」が正解!
現在の社会において、気候変動や生成AIの台頭といったグローバルアジェンダと無縁でいられるビジネスはほとんどありません。
常に新たなことを学び、グローバル視点で物事を考え、行動に移せる人材が強く求められています。
もし今、キャリアビルディングに迷っているのなら「働きながら海外MBA」は絶対、お勧めです。
もちろん中には、日本人にMBAはいらないという意見もあります。
そういう意見に流されそうな方は、良ければ下記記事もご覧になってください。
・海外経験ゼロでも何とかなる
「英語でMBAなんて無理」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも私自身、留学や海外駐在の経験はゼロですが、オンラインで英国MBAを取得できました(University of Leicester)。
フルタイムMBAと違って、オンラインMBAの学生はほとんどが非ネイティブ。
なので、完璧ではない英語に対しても寛容に受け入れてもらえます。
そしてオンラインMBAは、英語の4スキルの中でも「読む」「書く」が中心。
この2つがある程度こなせれば、「英語」自体はそれほど大きな障害にはならないと思います。
2.メリット&デメリット
さて、「働きながら海外MBA」には様々なメリットがあります。
「働きながら」のメリットと、「オンライン」のメリット、の二つに分けて考えてみたいと思います。
・「働きながら」のメリット
「働きながら」のメリット
収入維持 | 仕事を辞めずに済むので、収入はキープ |
実践的な学び | 実務⇔講義の双方向フィードバックが可能 |
段取り力 | タイムマネジメント力やマルチタスキング力が飛躍的に向上 |
学費は大きな負担となりますが、仕事を続けて収入をキープできるとダメージはかなり減らせます。
そして参加者は全てWorking Professionalなので、教わった知識をすぐ実務で使ってみたり、反対に、実務上の課題を皆で議論しあったりなど、非常に実践的な学びができます。
また仕事・プライベート・勉強を上手くバランスするため、否が応でもタイムマネジメントやマルチタスキングのスキルが身に付きます。
たとえば米国の人気校であるKelly School of Business (Indiana University)のトップ、Will Geoghegan氏はこう語っています。1
Employers recognize that those who can juggle working full time while earning their MBA highlights an ability to multitask, prioritize, and stay organized — the same traits and behaviors they seek in an employee.”
「働きながら学ぶ」は、まさに今、企業が求めるスタイルなのです。
・「オンライン」のメリット
「オンライン」のメリット
利便性 | 時間的・地理的制限なし。いつでもどこでも自分のペースで学べる |
安価 | 数千万かかるフルタイムと同じカリキュラムを100万~で学べる |
ダイバーシティ | 女性やマイノリティも多く、世界中から多様な学生が集まる |
オンラインはとにかく便利です。いつでもどこでも勉強できます。各タスクは小さく分割されており、隙間時間でもさっとこなせます。
そして助かるのが、リーズナブルな学費。その他の費用がほぼかからないのもとても有難いです。
最後はダイバーシティです。オンラインには世界各国から多様な学生が集まってきます。離島やアフリカの小国からの参加者もオンラインならでは…。多彩な視点でビジネスを捉える訓練ができます。
「オンラインで学ぶ」ことは、多忙なWorking professionalにとってそれほど特別な事ではない時代になってきているのです。
・デメリット
「働きながらMBA」のデメリットには、以下のようなものがあります。
- 対面ネットワーキングが少ない
- フルタイムMBAより「格下」というイメージがある
1.の「対面ネットワーキングが少ない」ですが、最近ではオンラインMBAに対面要素を取り込んだ「ハイブリッドMBA」というプログラムも増えています。
ハイブリッドMBAについてはこちらをご覧ください。
2.の「フルタイムより格下?」についてですが、実はオンラインで得られる”Master of Business Administration”という学位は、フルタイムMBA(Regular MBA, on-campus MBAとも呼ばれます)と全く同じなのです。
オンラインで取得したからと言って、卒業証書に”Master of Business Administration by online“などと区別して記載されるわけではありません。
確かにこれまでは、長年の実績と知名度でフルタイムMBAが高く評価されてきました。
でもこれからは「働きながら学べる」人材の価値はますます高まっていくはずです。
3. まとめ
この記事では、日本にいたままグローバル人材になる手段として「働きながら海外MBA」をご紹介しました。
働きながら学ぶ人材への評価が高まる今、オンラインで海外MBAを取得することのメリットはたくさんあります。
どうか皆さんも、日本にいながら、グローバルビジネスを学ぶというエキサイティングな経験をしてみてください。
*本記事の内容は、あくまでも執筆時点での筆者のリサーチに基づいています。各校の最新情報は必ず、スクールのウェブサイトでチェックなさってください。
- https://www.forbes.com/sites/poetsandquants/2022/05/03/online-mba-students-now-outnumber-full-time-mbas/?sh=752687587f5f ↩︎